生活習慣の注意

ストレス負荷と高脂血症の関連。食事の工夫

メタボリックシンドロームは、一般にストレスといわれる精神的な要素も悪化の要因となります。
ストレスによって、食欲が亢進し、脂質や糖質を好んで食べるようになります。
また、ストレスは不眠や生活リズムの乱れをきたし、メタボリックシンドロームを助長する要因となっています。

 

規則正しい食事と、適切な運動療法を毎日続けるのは難しいものです。
精神的なストレスから、やけ食いや喫煙、飲酒を繰り返すことでメタボリックシンドロームは悪化します。

 

そこで、運動療法や食事療法は楽しく、生活に取り入れながら少しずつ行うことが重要です。
ストレスを感じることなく、自然に高脂血症を正常化する工夫を少し紹介しましょう。

食事の工夫、運動を取り入れる工夫

さまざまな基準値はあくまで目安であって、少し超えたからといって直ちに命に関わるものではありません。
(ただし、重症の高血圧や糖尿病で食事制限のある患者は厳密な水、ナトリウム、カロリー等のコントロールが必要です)
そこで、予防的に高脂血症やメタボリックシンドロームを防ぐのであれば、普段の生活に少しずつ「バランスのよい食事」と「有酸素運動」を取り入れるようにしてみましょう。

 

例えば、1日1万歩歩くことが推奨されていますが、黙々と歩くのではつまりません。
そこで、通勤の帰り道だけ歩きで帰る、エスカレーターは使わない、2階分までであれば階段で行くといった工夫をとりいれて今までよりも多く歩くように心がけましょう。

 

持続的な運動により筋肉が増えることで、代謝エネルギー量も増加し、食事制限をしたのと同じ効果も期待できるため、一石二鳥でしょう。

 

食事に関しては、単品の食事を減らすことで多くの栄養素をとることができます。
今まで、ラーメンやそば、うどんといった炭水化物がメインの食事をとっていたとしたら、小鉢のついた定食を選ぶように心がけます。
また、飲み物に糖質メインのコーラやジュースを選んでいた場合は、ウーロン茶や野菜ジュースへ変更するという少しの工夫で栄養バランスのよい食事となるでしょう。
また、小さいお子さんのいる家庭では、子供と品目を数えながら時間をかけて食事をすることも有効です。
早食いは食後の血糖値を急上昇させるため、インスリンの分泌にむらができ、よくありません。
また品目を数えることで、栄養への関心を忘れず、ビタミンやミネラルの摂取を促すことができます。

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