中性脂肪
中性脂肪と言う言葉をよく聞きます。
会社などの健康診断などでも
中性脂肪が少し多いですね。
と医師から言われた経験を持った人も少なくないと思います。
でも、中性脂肪が一体どういうものなのか?
知っている人は、意外に少ないのではないでしょうか?
とにかく中性脂肪が多いと体に良くない!
と思い込んでいる人はとっても多いです。
また、中性脂肪とコレステロールは同じように脂肪の仲間ですが、それぞれ働きが違っています。
中性脂肪とは何なのか。
中性脂肪は、私たちが生きていく上で大切な役割を持っています。
中性脂肪は、生きていく為のエネルギーに変わるものなのです。
ですが、それは毎日エネルギーとして働くわけではありません。
体にもしものことがあったときの為に体内に蓄えられているのです。
中性脂肪は体内(主に肝臓)で作られたり、食事で摂取したりします。
食品表示で「脂肪」と書かれたものは、ほとんどが中性脂肪のことです。
こうして体内に中性脂肪が蓄えられるわけです。
その量が正常範囲を超えてしまうと、体には様々な症状が現れてしまいます。
中性脂肪が過剰に体内に蓄積された場合
起こる体の不調として代表的なのが、動脈硬化や脳梗塞、心筋梗塞などです。
中性脂肪は肝臓で作り出されるので、肝硬変などもよく聞かれます。
中性脂肪は、生きていく為に必要なものですが
正常範囲を超えないように、必要量を維持できるように管理する必要があるのです。
あなたの中性脂肪値、適正範囲内ですか?
オーバーしているなら、異変が起こる前に、適正範囲内に収まるように中性脂肪を下げるようにしてくださいね。